バルミューダ、パナ…最新&個性トースター4選 高級オーブントースター誕生から9年、市場は

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アビエン
プレートは着脱可能で水洗いできる。表面にコーティングが施されているので食材がこびりつかない(写真:アビエン)

1枚ずつしか焼けないものの、100秒の予熱が終わった後は1枚60秒で焼ける(6枚切りの場合)。

2枚目からは予熱時間も短くなるため、忙しい朝でも、家族の分の複数枚のトーストをすばやく焼けるのだ。トーストの焼き上がりはまさに絶品。毎朝のトーストをとにかく美味しく食べたいと考える人におすすめだ。

低温調理ができるコンベクションオーブン

個性派トースターとして、もうひとつおすすめなのが、テスコムの「低温コンベクションオーブン/ TSF61A」だ。最大の特徴はトーストに加えて、35〜90℃、最長12時間の低温調理ができること。

テスコムの「低温コンベクションオーブン/ TSF61A」(実勢価格1万6800円)。35℃の低温から設定できる唯一のモデル。アレンジトーストやグラタンなどに便利な「上火グリル」機能も搭載する(写真:テスコム)

そもそもオーブントースターは、朝食のときにしか使わないことが多く、そのためにキッチンの置き場所を取るのはもったいない、という声がある。しかし、この「低温コンベクションオーブン/ TSF61A」なら、夕食のおかず作りでも活躍できる。

基本となるトースターとしては、食パンを一度に4枚焼くことが可能。低温調理機能ではローストビーフやサラダチキンが作れる。さらにノンフライ調理やヨーグルト作りなどの発酵調理も可能。耐熱温度100℃以上の食品用チャック付きポリ袋に食材を入れることで、低温での煮込み調理などもできる。ほかにはない多彩な機能を兼ね備えているので、トーストだけでなく、コンベクションオーブンとしての機能を重視するなら有力候補になるモデルだ。

さらにちょっと贅沢な朝食を作るなら、トースター以外にも面白い選択肢がある。鋳物ホーロー鍋で有名なバーミキュラからは新たに「EGG & TOAST PAN」が登場した。メイン用途は卵焼き器だが、最高のバタートーストが焼ける。週末のブランチなど、時間があるときは、トーストをフライパンで焼くのも楽しいかもしれない。

バーミキュラ
バーミキュラ「EGG & TOAST PAN」(1万1880円)。鋳物ホーローの卵焼き器。バーミキュラならではの瞬間蒸発機能とバターの組み合わせで、表面の水分だけを飛ばし、バターを染みこませた極上のバタートーストが焼ける(写真:バーミキュラ)
コヤマ タカヒロ デジタル&家電ライター

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Takahiro Koyama

1973年生まれ。大学在学中よりカルチャー誌でライターデビュー。パソコンやデジタル機器、家電製品など電気が流れる機器と、それらにまつわるビジネスについてさまざまな媒体にて執筆活動を展開。得意分野は家電とデジタル機器がクロスする部分。また、米・食味鑑定士の資格も有しており、炊飯器など調理家電の評価・検証にはより力を入れている。

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