1杯100円のワインに、300円のミラノ風ドリア。とにかく安くてコスパがいい。ファミリーレストランのサイゼリヤは、子ども連れの家族や、学生など、いつも幅広い世代の人々で店内が賑わっている。
そんなサイゼリヤだが、実は足元では日本国内よりも中国が同社の稼ぎ頭になっていることは、意外と知られていない。
そこで今回は中国現地のサイゼリヤに実際に足を運び、その人気の理由の秘密に迫った。
白と黒を基調にした上海サイゼの看板
川沿いに光ったビル群の夜景で知られる上海の外灘地区。そこから12分ほど地下鉄に揺られると、日本人駐在員が集まる中山公園駅に到着する。この駅の近くのショッピングモールに、サイゼリヤが入っている。
店舗の看板はいつも日本で見かける「赤・白・緑」ではなく、白と黒を基調としたシックな雰囲気。店内もどこか高級感が漂う。
しかしメニューを開くと、そこは日本のサイゼリヤと変わらない。やっぱり安いのだ。
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