投資初心者「漠然とした不安」解消のリスク管理術 「早くお金を増やしたい」という思いは失敗の元
疲弊のあまり、短期で利益が出せるデイトレードをやめて中期投資に変えました。そして次に出会ったのが、富裕層の知人から紹介された海外の未公開株。あまり知られていない美味しい金融商品だと勘違いして、手を出してしまい、後にこれが投資詐欺だと発覚……。
「とにかくお金を早く増やしたい!」「若いうちに儲かりたい」の一心で、心も身体もボロボロになってしまいました。
わからないものへの投資=リスク許容度がわからない
気がつくと、口座残高は投資前より激減。「こんなにもお金と時間と労力を費やしたのに、増えていないどころか大損失だなんて……、最初からやらなきゃよかった」と悔やみました。
やっぱり私はツイていないし、投資に向いてないのかもしれない。また振り出しに戻り、絶望の淵に立たされたのです。この時に得た教訓は、「よくわからないものには手を出すな」ということ。
とはいえ、先ほどから「他人からの情報をうのみにするな」とはお伝えしていますが、だったら何を信じればいいのか? という話にもなりますね。
結論は、考え抜いた末に納得のいった投資をすべきなのですが、いずれにしても、よくわからない時点で手を出してはいけません。
突き詰めて考えると、リスクの許容度に照らし合わせて考えるという方法で、ブレーキをかけることができます。「よくわからないものに投資する=リスク許容度がわからない」となるからです。
私はすべて失ったからこそ、これらのことに気づきました。
過去の私が失敗した理由は、頭が悪く数字のセンスがなかったからではありません。許容できるリスクの取り方をわかっていないだけでした。
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