インフレ時代に有望視される銘柄を株式相場のプロが選んだ。
インフレ時代になると預金金利や賃金の上昇分だけで、物価上昇分を補えない可能性が出てくる。そのギャップを埋め、今の生活水準を守るには、「株式投資」が有効手段の1つだ。
『週刊東洋経済』6月15日号の第1特集は「株の道場 インフレ時代に勝てる株」。『会社四季報』3集夏号の業績予想を先取りしつつ、株式投資に役立つ情報を盛り込んだ。
上場維持基準の引き上げ検討のニュースですっかり冷え込んでしまった東証グロース市場だが、ツレ安となっている好業績銘柄にはいずれ見直し買いの期待が高まる。そこで、今期に最高益更新が見込まれる優等生グロース銘柄をピックアップした。
最注目はアイビス。モバイルペイントアプリ「ibisPaint」の運営と、IT技術者派遣の2本柱だ。無料でスタートできるこのお絵描きアプリは、海外での評価が非常に高い。現状はアプリ内での広告収入がメインだが、有料会員も堅調に増加中。
広告宣伝費を半分に抑えても売り上げを維持できる成長フェーズに突入しており、今後の飛躍的業績拡大を期待したい。オーナー社長の神谷栄治氏は、小学3年生からプログラミングにはまり、徹夜でゲーム開発をしていた生粋の科学少年だったとのことで、世界で勝負できるソフトウェアの開発に情熱を傾けている。
M&Aで成長する企業
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