インフレ時代に有望視される銘柄を株式相場のプロが選んだ。

良品計画の回復が鮮明で、売上高や営業利益は過去最高を更新する見通しだ (撮影:今井康一)
インフレ時代になると預金金利や賃金の上昇分だけで、物価上昇分を補えない可能性が出てくる。そのギャップを埋め、今の生活水準を守るには、「株式投資」が有効手段の1つだ。
『週刊東洋経済』6月15日号の第1特集は「株の道場 インフレ時代に勝てる株」。『会社四季報』3集夏号の業績予想を先取りしつつ、株式投資に役立つ情報を盛り込んだ。
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内需型でも海外需要を取り込めるうえ、国内で価格改定ができる企業に注目した。
まずはたこ焼き店「築地銀だこ」を運営するホットランド。定番商品のたこ焼き(8個入り)は638円(店内飲食、税込み)だ。
今年3月に大谷翔平選手の本拠地である米ロサンゼルス市のドジャー・スタジアムへの出店を果たすと、知名度が急上昇。現地価格は13ドル99セントだが、国内でもGW期間中に銀座三越で北米並みの2160円で高級たこ焼きを販売した。
株価は約9年ぶりに最高値を更新。成長する日本の外食銘柄の一角として長期で期待したい。
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