割安＆高配当など「自分好みの条件」でスクリーニングできる。
（写真：kou / PIXTA）
インフレ時代になると預金金利や賃金の上昇分だけで、物価上昇分を補えない可能性が出てくる。そのギャップを埋め、今の生活水準を守るには、「株式投資」が有効手段の1つだ。
『週刊東洋経済』6月15日号の第1特集は「株の道場 インフレ時代に勝てる株」。『会社四季報』3集夏号の業績予想を先取りしつつ、株式投資に役立つ情報を盛り込んだ。
※2024年6月23日から特別に無料公開しています。
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『会社四季報』のインターネット版である「会社四季報オンライン」には、便利なスクリーニング機能がある。決算情報や四季報データ、株価などさまざまな指標を組み合わせて、独自の「絞り込み方法」を作成することができるのだ。ここではそのエッセンスを紹介しよう。
例えば、銘柄選びの基本である「割安で高成長かつ高配当利回り」といった特徴をセットして、有望企業をえりすぐる方法だ。
トップページのタブ「スクリーニング」をクリック（図の①）して、「新規作成」をクリック（②）すると、右の③の「基本的な条件で検索」の画像の「新しい検索条件」の画面になる。ここに検索条件を入力すればよい（詳細はサイトで確認してほしい）。
「条件の追加＋」をクリックして、株式指標や四季報掲載数字などの一覧から好きな項目を選び、不等号と数値を入力して「■％以上」などの条件をセットするだけでOKだ。
ランキングすることも可能
ここでは順に、（1）今期配当利回りが4％超、（2）今期純増益率が2桁（10％以上）、そして（3）PBR（株価純資産倍率）が1倍割れ、の3条件を設定している。
画面下部に「検索する」ボタンがあるのでクリックすると、検索結果が証券コード順に表示される。各項目名をクリックすれば、降順（大きい順）に並べ替えられ、再クリックで昇順（小さい順）となるので、「配当利回りの高い順」や「PBRの小さい順」にランキングすることも可能だ。
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