スイカゲーム超えも「Coffee Inc 2」驚く人気の訳 ビジネスパーソンがハマる!日本人が1人で開発

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インディーゲームの歴史はその流行よりさらに古いが、インターネットの発達が重要なターニングポイントになっていると考えられる。仮に個人でテレビゲームを作ったとしても、パッケージで流通することがメインの時代であれば、世の中に出回るようにするのは容易ではない。

しかし、ダウンロード版が普及したおかげでさまざまなゲームが販売しやすくなったうえ、PCやスマホの普及で対応プラットフォームもどんどん増えていった。インディーゲームが流行したというより、環境の変化で個人や少人数でゲームを作る人たちの才能が世に出やすくなったというべきかもしれない。

「自分がやりたいゲームを作った」

『Coffee Inc 2』はまさしくインディーゲームの流れど真ん中のヒット作品といえる。野田氏は他媒体のインタビューで「自分がやりたいゲームを作ろうと思って作った」と語っているが、これは偶然にも筆者の知人であるインディーゲームクリエイターもほとんど同じことを口にしていた。

そういった情熱を持つ人が新しいインディーゲームを作り出し、大企業にはなかなか制作できない斬新な作品として世の中に受け入れられる。今後も新たな才能や、誰もまったく知らないゲームが世に出てきて、われわれを驚かせてくれるのだろう。

渡邉 卓也 ゲームライター

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わたなべ たくや / Takuya Watanabe

いわゆるテレビゲームを専門にコラム・評論などの記事を書くライター。大学卒業後はサラリーマンになったが、満足にゲームを遊べない環境にいらだちを覚えて転身。さまざまなメディアにゲーム関連の記事を執筆。駄作に対して厳しく書いてしまうことでも知られる。

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