心を整えたいなら「階段を上り下り」しなさい

自律神経研究の第一人者が勧める

(写真:leeser / PIXTA)
デキるビジネスパーソンが知らず知らずのうちに実践している習慣がある。キーワードが「自律神経」。その自律神経研究の第一人者といえば、順天堂大学医学部の小林弘幸教授だ。
研究だけでなく、メディア出演やプロ野球球団のメディカルドクターも務める小林教授。その最新作『一流の人をつくる 整える習慣』(KADOKAWA)では、第一線で活躍するビジネスパーソンがいかにして疲れを癒し、パフォーマンスを最大化しているかを紹介している。今回はその中から、一部を紹介する。

 前回:絶好調な人が、白いシャツしか着ないワケ

会社に来て「さあ、仕事をしよう」と思っても、なかなか気分が乗ってこない……。そんな日はありませんか?

こんな場合、たいていの人は「やる気を出そう」とか「気持ちを切り替えよう」などメンタルの部分で何とかしようとするものですが、医者の立場から言えば、それはまるで科学的ではありません。

気分が乗らないとき、集中力が散漫になっているときにいちばん大事なのは、「動くこと」。本当は散歩にでも行くのがいちばんいいのですが、さすがに就業時間に散歩へ行くわけにもいきません。

気分が乗ってこないときほど手足を動かす

そこでオススメなのが、何でもいいので手を動かす作業すること。

「パソコン上の数字をチェックする」といった仕事ではなく、紙の資料を揃える、封入作業をする、本棚や引き出しを整理するなど、手を動かす(体を動かす)などの、単純作業なら何でも構いません。

私の場合、調子がイマイチで気分が乗ってこないときには、「片付け」しかしていないと言っても過言ではありません。

雑誌や書籍を揃えたり、放置していた領収書を整理したり、不要な書類・手紙を捨てて、必要なものをファイリングしたり、何も考えず、黙々と片付け作業をしています。

だから私のデスク回りは、調子が悪いときほど整然としています。

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