
「もっこり」ソングを歌う鈴木亮平
美女の依頼のために難事件に体当たりで突っ込む話が令和の時代に成立するのでしょうか。しかも、際どいギャグが満載。不適切かどうか検証されそうな案件ですが、1980年代後半から1990年代前半に人気絶頂だった北条司の原作をもとに実写化したNetflix映画「シティーハンター」はTM NETWORKのシンセサイザー・サウンドに導かれたまま観れば、そんな懸念が吹き飛ぶ勢いのある作品です。4月25日からNetflixで世界独占配信が開始されました。
勢いがあれば、何でも許されるという意図で作られてもいません。漫画やアニメの原作の持つ世界観を大事にしながら、冴羽獠をはじめとするメインキャラクターと駅の伝言板はそのままに時代設定をあえて令和に移して、今見て満足のいくエンタメを追求しています。ちなみに昭和から令和の時代に昭和男がタイムスリップしているというわけではありません。

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