中国ネット配車「ディディ」自動運転車を合弁生産 EV大手の広汽アイオンと組み、2025年から量産

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中国にあまたある自動運転技術の開発企業のなかでも、ディディは先発企業の1社であり、2016年から独自の研究開発を続けてきた。

ディディは独自開発の自動運転技術を活用し、幹線物流向け大型トラックの定期運行サービスにも参入している(写真はKargoBotのウェブサイトより)

同社の開示情報によれば、2019年8月に自動運転事業を分社化して「滴滴自動駕駛(ディディ・オートノマス・ドライビング)」を設立。社外からの出資を受け入れ、2020年に約5億2500万ドル(約796億円)、2021年に約3億ドル(約455億円)を調達した。

北京や上海で約200台を運用

本記事は「財新」の提供記事です。この連載の一覧はこちら

ディディ・オートノマス・ドライビングは、2023年3月時点で1000人近い社員を擁し、北京市、上海市、広東省広州市、江蘇省蘇州市などの都市で合計約200台の自動運転車両を運用している。

また、2021年には傘下企業の「KargoBot(カーゴボット)」が幹線物流向け大型トラックの自動運転サービスを開始。すでに100台を超える自動運転トラックが、天津市と内モンゴル自治区の間で定期運行の試験サービスを行っている。

(財新記者:劉沛林)
※原文の配信は4月7日

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