カナさんはスピティを回る行商から、ヤクの毛でできたマフラーを購入した。赤・黒・緑・紺の色鮮やかなチベットのデザインがとても美しい。
生まれて初めて見る動物にまたもや遭遇
さらにぶらぶらしていると、軒先にかかる奇妙なハシゴを見つけた。
ハシゴのいたるところにヤクの皮と毛でできた黒い縄が螺旋状に巻かれている。
登る際の滑り止めとして使用しているようだ。
ハシゴに巻きつけられた黄色と黒の虎柄のデザインは、生まれて初めて見た造形で、少し不気味にも感じられた。
やはり、この村には物珍しいものがたくさんあるようだ。
さらに、何か新しいものを見つけるため、村の散策を続けると、またまた、これまでの人生で見たことのない動物の姿が目に入った。
*この記事の前半:TVマンが見た「絶滅危惧種と暮すチベット民族」驚く日常(前編)
*この記事の続き:TVマンが見た「絶滅危惧種と暮すチベット民族」驚く日常(後編)
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