「せっかく褒めたのに」逆効果の言い方にご用心 一流の上司はどんな「褒め方」をしているのか

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労いの時間を設けることで、実際の作業(赤ワーク)を行っていたときの話を周囲から教えてもらえる時間が生まれる(労うことについては以下の記事も参照)。

米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方
『米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

彼らがとった行動(電話をかけた、調査を実施した、同僚と協力したなど)に関する彼らの話にしっかりと耳を傾けるだけで、非常に大きな労いとなる。

相手の話を引き出す尋ね方をいくつか具体的に紹介しよう。

◆「下さなくてはならない重要な決断はどういうものだった?」
 ◆「チームで乗り越えなければならない障害にはどんなものがあった?」
 ◆「あのアイデアはどうやって思いついたの?」
 ◆「このプロジェクトでいちばん大変だったことは何?」
 ◆「このプロジェクトを通して何が楽しかった? 何が得られた?」
 ◆「このプロジェクトでどんなひらめきが生まれた?」
 ◆「○○についてだけど……」
 ◆「あれはどうやって乗り越えたの?」

「何」や「どう」を使い、質問は端的に

これらの質問への回答について相手が話し始めたら、プロジェクトのターニングポイントとなった部分を探ろう。

カギとなるのは、「そのときに決めたんです」「分かれ道にやってきた」「行き詰まりました。試作品がうまく動かず、そこで……」といった言い回しだ。

そうした言葉が出てきたら、さらに深く掘り下げるための質問をする。たとえばこんな具合だ。

◆「それでどうなった?」
 ◆「何が不安にさせたの?」

「何」や「どう」という言葉を使って尋ね、質問は端的に行うことにしよう。また、質問したら、相手に考える時間を十分に与えて、言いたいことをすべて言わせるように心がけてほしい。

L デビッド マルケ 米海軍攻撃型原子力潜水艦「サンタフェ」元艦長

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るいす でびっど まるけ / Louis David Marquet

全米屈指のエリート校である海軍兵学校をトップで卒業し、1999年から2001年まで米海軍の攻撃型原子力潜水艦「サンタフェ」の艦長を務める。海軍内で最低の評価を受けていた「サンタフェ」をたった1年で最高評価の艦に生まれ変わらせ、そのリーダーシップは、ロングセラー『7つの習慣』の著者であるコヴィー博士の激賞を受ける。「サンタフェ」で何が起きたかを自ら書き記した『米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方』は日米で話題作となる。退役後は、リーダーシップに関するコンサルタントとして活躍。

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