年収800万・慶應卒の彼が婚活で苦戦→再婚の顛末 つらい離婚の末、「別格の幸せ」を手にできたわけ

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「前の妻はすぐに再婚して、再婚相手と息子は養子縁組をしました。だから私が養育費を払う必要はないのですが、実の父親であることには変わりないので月1万円だけ息子名義の銀行口座に振り込むようにしています。会うのは年に1回程度ですけど」

気になる離婚理由も博之さんは詳細に教えてくれた。4歳年下の前妻との出会いはネット婚活で、交際していたときに海外駐在になったのをきっかけに結婚。帰国後に子どもが生まれてから前妻の性格が急変したという。

「専業主婦だったので家事や育児を任せ過ぎていたのがよくなかったのかもしれません。反省して私も家事に参加するようにしたのですが、『お前』呼ばわりをされるようになって殴られたこともありました。それに私が怒ると110番通報をされ、私が暴力を振るったと嘘をつかれて……」

明らかにDV被害だが、博之さんは結婚自体が嫌になることはなかったようだ。前妻の申し入れで離婚をした後、「一人はやはり寂しい」と婚活を再開。今度こそちゃんとした女性と結婚したいと思って結婚相談所に入会した。しかし、交際相手から宗教の勧誘をされるなどのトラブルがあったという。大人しそうな博之さんは狙われやすいのかもしれない。

「相手は私と同じくその結婚相談所の会員だったので明らかに管理不行き届きです。クレームをつけてすぐに退会しました」

社会人としては管理職分野でのキャリアを重ねているという博之さん。雰囲気は優しげだけど、プロの「管理」には厳しいのだ。勤め先と同じく結婚相談所も2回替えて、3社目で相性のいいカウンセラーと出会って成婚に至った。

女性に好かれるような立ち振る舞いができない

「そこにも3年間お世話になりました。結婚したかったので途中で諦めようと思ったことはありません。断られても次があるだろうと思い続けていました」

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