2期連続赤字の中、「社長退任」の権力闘争まで勃発。準大手ゼネコンの内部でいったい何が起きているのか?

三井住友建設は大型マンションの工事遅延問題を抱えるだけでなく、経営体制も一枚岩とは言えない(記者撮影)
アクティビスト(物言う株主)で知られる旧村上ファンド系の投資会社が、準大手ゼネコンの三井住友建設に揺さぶりをかけている。
旧村上ファンドの流れをくむ南青山不動産などが2月に、同社株の保有比率を12%超にまで高めたことが、変更報告書により判明した。同ファンドは2021年11月に同社株を5%超保有し、その後、じわじわと株式を買い増していた。
リリースに「村上世彰氏」の名前
「ここまで落ちたか」。大手ゼネコンのある幹部は三井住友建設のリリースを見て、思わず声を上げた。
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