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広告会社が「苦境UUUM」の買収に見いだした価値 親会社フリークアウトとUUUMの両社長に直撃

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――ただ、直近のUUUMの業績推移を見ると、ショート動画の普及で柱のアドセンス収入は低下しています(詳細はこちら)。

UUUM 梅景匡之社長(以下、梅景)  UUUMのクリエイターの収益を見ていると、必ずしも下がっていなかった。チャンネルによっては広告単価が上がっているものも多くある。

梅景匡之(うめかげ・ただゆき)/1978年生まれ。2001年NEXS社入社。2007年光通信入社後、同社統括部長やテレコムサービス取締役を経て2014年UUUM入社。同年取締役就任、2021年に取締役専務執行役員。2022年6月から現職(撮影:尾形文繁)

ショート動画が逆風ということもまったくないと思う。長尺コンテンツの再生回数は減っているが、視聴時間には大きな変化はない。またショート動画ではノンバーバル(言葉を発さない)コンテンツのほうが海外でウケたりするので、まったく別の視点でショート動画を捉えている。

――フリークアウトの広告ビジネスとは、どんなシナジーを見込んでいるのでしょうか。

本田 インフルエンサーマーケティングの世界では現状、買い手(広告主)と売り手(インフルエンサー)をスムーズにつなげられていない。われわれがテクノロジーを活用することで、それを実現するシステムを作っていきたい。

フリークアウトとUUUMの事業領域には重複部分もある。広告のセルサイド(媒体側)とバイサイド(広告主側)で、得意な方面に特化していくべきだと思っている。UUUMは強みであるセルサイドのクリエイターマネジメント、フリークアウトはバイサイド向けにそれぞれ集中させていく。

エンジニアが会社の主役になる

――シナジーを出していくうえで、UUUM側の経営課題は?

本田 UUUM社内のエンジニアのチームだ。バイサイドとセルサイドをつなげようにも、同じレベルのチームがなければ成り立たない。チームをゼロから立て直すつもりで、フリークアウトからCTO(最高技術責任者)クラスの人材を出向させてトップに据え、新しいチームを作っている。

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