靴下を1種類だけにして、まとめ買いで管理するのがあまりにもラクなため、あれもこれもと試してみたところ、なかには向かないものもありました。
ハンカチとパジャマも統一したことがあるのですが、「このハンカチ新しいやつかな? 昨日使った気がするもののはっきり思い出せないぞ」とか「このパジャマ何日着てるっけ?」と、いつ交換したかがわからなくなり、かえって管理がややこしくなったのでした。
洋服も一時期は制服化しようと思い、同じデザインのワンピースばかりを色違いで揃えていた時期もあったのですが、1シーズンで飽きました。毎日同じ下着は、どれを着るか考える手間が省けて快適ですが、洋服を選べないのは楽しくなかった。
私の場合は、どんなに気に入ったデザインでも、同じ服ばかり着るのは無理でしたが、夫は洋服の制服化に成功。黒のVネックTシャツにデニム、長袖の花柄シャツを羽織るというファッションで5年以上暮らしています。
工夫を楽しみながら狭い部屋で暮らす
統一することでかえって不便になるものもありますし、生活の潤いが減ってしまうこともありますが、靴下やお箸、パンツ、タオルなどは統一することで、面倒ごとが減りました。
いろいろなデザイン・色・柄を所有すると、使う前に必ず「どれにしようかな」と、選ぶ必要が出てきます。あらかじめ取捨選択をして統一してみたことで「今まで選ぶ手間が地味にストレスになっていたんだな」と気がつきました。
小さな家で暮らすと、多くの荷物を持つことができません。限られたスペースのなかで、好きなモノをあきらめずに生活するためには、興味のないアイテムを削ぎ落とすことは必須となってきます。
【画像】センス抜群…! 「好きな物”だけ”に囲まれた」筆者の部屋を画像で見る(13枚)
「靴下はもう少し減らせるかも」「パンツはもう少し増やさないと不便かも」と試行錯誤を繰り返し、工夫を楽しみながら、何がどれだけ必要かということを洗い出していくと、意外と必要なものって少ないようです。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら