「デュアルSIM」で2つの携帯番号を使い分ける術 1つのスマホで「LINEの2アカウント運用」が可能

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1台に2つのLINEなどをインストールできるGalaxyのデュアルメッセンジャーも、デュアルSIMと高相性の機能だ(筆者撮影)

ここでは、Galaxyシリーズのデュアルメッセンジャーを例に、その使い方を紹介していこう。まず、「設定」を開き、「便利な機能」をいうメニューをタップする。次に、画面下にある「デュアルメッセンジャー」を選択。インストールしたアプリの中で、この機能に対応するものの一覧が表示される。デュアルメッセンジャーという名称からもわかるように、主にLINEやMessengerが対象だが、FacebookやSkypeなども2つのアカウントを使い分けられるようだ。

また、1つ目と2つ目、それぞれのアカウントごとに読み取らせる連絡先のリストを選択することが可能。LINEには、アップロードした連絡先の情報を使って、ユーザー同士を自動的にマッチングさせる機能がある。ただし、これを普通に使うと、2つ目のLINEの友だちリストが1つ目のLINEと同じになってしまう。連絡先を分けるのは、こうした事態を防ぐため。デュアルメッセンジャーの設定で、「個別の連絡先リストを使用」をオンにすると、2つ目のアカウントに対応させたい連絡先を選ぶことができる。

デュアルSIM環境で便利な機能

2つ目のLINEなどのメッセンジャーは、別アプリとして機能するため、個別に通知音などを設定することも可能だ。このように便利な機能だが、すべてのアプリに利用できるわけではなく、デュアルメッセンジャーのリストに表示されたものだけに限定されるのが難点。LINEやMessengerには対応している一方で、筆者がインストールしているアプリの中では、InstagramやX(旧Twitter)が表示されなかった。利用可能なアプリに制約はあるが、デュアルSIM環境では便利なため、対応端末を持っている人は使ってみることをお勧めしたい。

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石野 純也 ケータイジャーナリスト

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いしの じゅんや / Junya Ishino

大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手掛けている。

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