ケガの危険も!初心者にありがち「マズい運動」4選 偏ったストレッチや筋トレは不調の原因になる

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「筋肉のつながり」についてここで詳しく取り上げませんが、ざっくりとお話しするとミカンの白い薄皮のように、全身の筋肉を覆っているものが筋肉のつながりといえます。

全身にそういうものがめぐっているんだなくらいの軽い気持ちをもっていただければ大丈夫です。

ここをイメージできると、これまでの運動や筋トレ、ストレッチの効果が変わってきますし、怪我をしにくい身体が手に入ります。

「筋肉のつながりを意識した運動」とは

では、筋肉のつながりを意識した運動とは具体的にはどういうことなのか。

この記事では、運動をやり始めた方などに向けて、やりがちな間違いと解剖学的に正しいやり方を4つお教えします。

①腹筋運動だけをやってしまうこと。

腹筋運動をする理由は人によってさまざまだと思います。「お腹をスリムにしたい」「腹筋を割りたい」「腹圧を高めて姿勢改善したい」など。

いずれの理由にせよ、「筋肉のつながり(筋膜)」の観点からすると「腹筋だけ」を鍛えるようなことは避けたほうがいいです。

まず腹筋運動だけをすると背中が丸まりやすくなります。

「筋肉のつながり」は身体の前面を通るラインと後面を通るラインがあり、お互いがテントのロープのように引っ張り合うことで前後の姿勢を支えています(他のつながりも支えています)。腹筋の一部はこの「前のつながり」に属します。

つまり腹筋だけを鍛えるということは、テントのロープ一本だけを短くしようとしているため、姿勢が崩れやすいのです。

姿勢が崩れることはさまざまなデメリットがあります。

腰や肩のコリだけでなく、巡り巡って内臓の働きやメンタル面にも影響する可能性があります。前述した目的のためには「腹筋」を鍛えなければと思ってしまうのも無理はありませんが、「筋肉のつながり」のためにはぜひ「背筋」なども同時にエクササイズなどで刺激を入れてあげて欲しいと思います。

②腕の力だけでボールを投げたり、ラケットを打つこと。

野球やテニス、ゴルフなど道具を使って行うスポーツは、より速く投げよう、遠くに飛ばそうなどの意識が強くなりすぎて、動作中の身体感覚には鈍感になりがちです。

特に男性などは筋力がある分、腕の力だけでスイングしていると注意される人も多いと思います。そんな時はいかに体幹と腕がつながっているかを理解しておくことが重要です。

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