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「休日はすべて有給」驚きの社員のモチベアップ法 話題の2代目社長の「人を大切にする経営」哲学

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  • 市川 慎次郎 中央シャッター/横引シャッター代表取締役
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人とかかわらず、ニュースや新聞も見聞きしないでいれば「世間」が遠くなり、自分が生きている狭い世界が「世界の常識」と勘違いしてしまいます。これが極まると企業の不祥事になるのです。だから、若い社員にもテレビぐらいつけておいて、「ながら」でもいいからニュースを聞きなよ、と言ってあります。

「この2つが守られていたら、とやかく言わないけれど、できないなら決まりをつくってルールで縛るよ。社長はルールで縛りたくないと思っているから、みんなでうまくやってね」とことあるごとに伝えています。

社員たちがすすんでモラルを守ろうとする

すると、みんな自由なほうがいいので、自らすすんでモラルを守ろうとします。自由にはもれなく責任がついてくるのです。自由は得たい、責任は果たさない。これはダメです。

自分の裁量である程度自由にやっていいのだとなると、「やらされている」という気持ちがなくなっていきます。

暗黒時代には社員は夜中まで働かされていましたから、それをどうしたら変えられるかと考えて、お金がかからない方法として「自由」をキーワードにしたというわけです。

ルールや決まりごとはなるべく大枠だけにして、その中は自由にしてあげる。個人のモラルに委ねるわけです。これが上手に回ると、会社経営はラクになります。

中小企業が大企業の真似をして失敗しがちなものの一つに定年制があります。

60歳になって急に能力が落ちるわけではないのに、待遇面を落としてしまう。すると当然、社員のモチベーションは下がり、転職をしてしまう。その結果、技術承継ができなかったという話をよく聞きます。

そもそも定年になったら「年金があるんだから、給料は少なくてもいいでしょ」ということにして、会社が社員を安く使う理由にしてしまっていると私は考えています。

しかし、給与というものは基本的にその人の働きに応じて支払われるものです。成果主義だ、能力給だと言っているのに、年齢で区切って給与を減らすのは会社側がズルいと思います。60歳になっても59歳のときと同じ働きができるなら同じ給与を得られるのが当然です。

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