テレワークできる?中古マンション探しの新機軸 アフターコロナで変化した住まいのニーズとは
コロナ禍を経て、働き方の選択肢として「テレワーク」が定着した人も多いのではないでしょうか。その結果「自宅でワークスペースをいかに確保するか」も住まい探しの大きなポイントになってきています。
一方、価格が高騰している新築マンションではなく、中古マンションで家探しをしている人も増えてきました。そこで日下部理絵さんらによる書籍『絶対に失敗しない!中古マンションの見極め方』より一部を抜粋し、ワークスタイルとともに変化した「住まいの価値観」や、ワークスペース確保のためのリフォーム事例などについてご紹介します。
*外部配信サイトでは図表が表示されない場合があります。その場合は東洋経済オンラインのサイトでご確認ください。
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テレワークが住まいの価値観を変える
新型コロナウイルスの流行から4年が過ぎ、ようやく日常生活に戻りつつある。しかし、コロナ禍を経て生活における価値観や様式は様変わりした。「住まいに対する価値観」もその1つだが、これはテレワークの普及による影響が大きいとされる。
実際テレワークがどれくらい実施されているのか見ていこう(図表1)。東京都産業労働局が公表する「テレワーク実施率」を見ると、全体で45.2%と半数近くの企業が実施している。さらに「従業員規模別実施率」をみると、最も多く実施しているのが300人以上の78.9%、次いで100~299人の54.0%と、おおよそ規模別の実施率になっていることが見て取れる。
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