小学生から大人まで人気の木軸(きじく/もくじく)ペン。筆記具として使うのはもちろん、お手入れや鑑賞の時間を楽しみながら、自分だけの1本を育てていく人が多いのだとか。
文房具YouTuber・しーさーさんの著書『しーさーの木軸ペン図鑑』から、木軸ペンの奥深い楽しみ方をお伝えします。
(※外部配信先では写真をすべて見られない場合があります。その際は東洋経済オンライン内で御覧ください)
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磨く頻度はお好みで、オイルはたまにでOK
木軸ペンのお手入れは、とても簡単。普段は乾いた布で拭くだけで十分だと思います。使った後にクロスで拭くと汚れ防止にもなるし、少しずつ木が磨かれて手なじみがよくなります。
毎回やらなくてもいいですが、汚れやベタつきが気になるときもクロスでから拭きを。から拭きするだけでもきれいになるし、磨くうちに光沢が出てきます。
しっかりお手入れしたいときは、オイルを使います。オイルをつけると木に油分が浸透して黒くなり、味わい深い風合いに変化していきます。目安は月1回くらい、または、木が乾いてきたと思うタイミングでもいいと思います。
お手入れ道具
クロスはセーム革を愛用。研磨剤入りのもので磨くと木軸がピカピカ光りすぎてしまうので、研磨剤不使用のクロスがおすすめ。
オイルは、ペンに付属している場合もあるが、基本的にはどんなものでも大丈夫。ハンドクリームでも代用できる。写真は野原工芸のクルミのオイル(左)、クラフトエーのメンテナンスオイル(右)。
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