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ライフ #「となりの倹者たち」人生を好転させた節約の流儀

40代で「資産35億」築いた男の脅威の"ドケチ時代" 節約と副業で、13年で5000万の貯蓄を達成した

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  • くらま 倹者の流儀/節約系ユーチューバー
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氷河期での就職はうまくいったマサニーさんだったが、それでも、すぐに貯金がうまくいったわけではなかった。

「大学時代は稼いで節約をして授業料を払わなくちゃいけない使命感があったから頑張ったんですけど。社会人になった頃には奨学金は返済が終わっていたので、解放感からしばらくは好きに散財していました」

散財といってもさすがに手取り25万円なので、すごく豪華なことはしていない。コンビニでジュースをためらわずに買ったり、旅行に行ったり、外食に行ったり、そういった日々の散財で大きな喜びを感じたという。「生きるって楽しいんだなという解放感がありました」と振り返る。

稼いだ給料でひたすら自由を謳歌した。しかし、そんな生活も数カ月楽しむと、少し不安を覚えるように。ニュースで老後問題が取り上げられているのを見て、自分は大丈夫か、と危機感を抱いた。

「これから収入は増えるかもしれないけど、支出も多いままだと結局貯蓄ができず、老後生活していけるか不安になりました。あと、大学時代のバイトでの貯蓄が数十万円あったんですけど、それも減ってきてしまい、裕福じゃなかった頃へ戻るんじゃないかという怖さがありました」

手取り25万円のうち、半分近くを貯蓄

そこから一転、節約・貯蓄生活を心がけるように。自炊生活で食費を中心に削り、生活費は月12万~13万円程度。手取り25万円なので、10万円以上は毎月貯蓄するようにした。ボーナスもほぼ全額そのまま貯蓄に回した。 

「食費は月に1万円以内に収めていました。少ないときで7000円~8000円くらい。でもきちんと食べていました。当時は今よりも物価が安くて、鶏むね肉が100g28円くらいでした。今だと特売で38円とかですよね」

今では数十万円をポンと高級料理やホテルに払うマサニーさんとのギャップを覚えるが、鶏肉のグラム単価を覚えているところに堅実な金銭感覚を感じる。

「運動にもなるし一石二鳥」と、あまり電車を使わずに徒歩で移動したりと、小さな交通費も削るように心がけた。

ある程度貯金ができると、今度は投資にも目を向ける。本で勉強しつつ取り組んだが、失敗することが多かったそうだ。

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【トルコリラを買って痛い目に遭ったことも…】

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