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「造れば売れる状況」のトヨタ、EVでは正念場 ハイブリッド車が牽引し足元の業績は過去最高

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トヨタは豊田章男会長の社長時から「もっといいクルマづくり」を標榜し、新たな車造りの手法「TNGA」を展開してきた。プラットフォーム(車台)を集約し、複数車種で部品の共通化を図ることで開発を効率化。同時に基本性能を高め商品競争力を磨いてきた。

ここ数年は国内外の主力車種で多くのヒットが生まれ、販売台数が伸長。商品価格の値上げも重なり、収益性が向上している。下期の販売も好調が続く見通しで、円安による利益増効果も加わり、通期の営業利益予想を期初の3兆円から4兆5000億円に引き上げた。

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