「検証します!」14年目"苦労人アイドル"驚く野望 TikTokフォロワー70万人超!「八木沙季」の執季

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30歳目前で上京し、アイドルとしては自身3社目の芸能事務所で活動を続けている。

タワマン暮らしでタクシー生活の野望も

環境の変化を受けて「仕事の幅が広がった」と実感。しかし、西日本からの上京によって「理想との壁」にもぶち当たっている。

「関西時代も『テレビ出演したい』と思っていたけど、ただの夢で『売れたい』と理想を語っていただけだったなって。夢見ていた世界が目の前まで来た上京後は、夢見ているだけではダメだと考えも変わりました」

肩に乗る幼稚園時代からの相棒「うぱぎ」と。上京後の人生は「第3章」と意気込む(撮影:梅谷秀司)

そして、30歳での上京を当初は不安がっていた両親も八木沙季の活動を後押し。故郷の姫路から、娘の活躍を温かく見守っている。

上京を伝えたとき、両親は『どうにかなっちゃいそうやわ……』と言ってました。お父さんは、職場に飾ってあった私のアクリルスタンドキーホールダーを見るのがつらくなってしまい、実家に持ち帰ってしまい込むほど心配して……(笑)。でも、上京後に両親そろって東京の自宅に遊びに来てくれて『キレイにしてるやんか』と言ってくれて、安心したのかなと思います」

青春時代をアイドルに捧げてきた反動もあり、30代は「プライベートも充実させたい」と吐露。

軸にあるのは「歌って踊るのが好き」な気持ちで、将来は「おばあちゃんになっても芸能活動がしたい」と意気込む

目標は「上半期女性タレントの出演数ランキング」で上位へ入ること、日常では「コンシェルジュのいるタワマン暮らしで、タクシー生活」を夢とするのも潔い。

覚悟を持って、いつまでもアイドルとしてステージに立ち続けたい……。

「検証アイドル」八木沙季はなおも笑顔で、人生を進み続ける。

カネコ シュウヘイ 編集者・ライター

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Shuhei Kaneko

1983年11月8日生まれ。埼玉県出身。編集者・ライター。成城大学文芸学部卒。20代後半に自動車系雑誌の編集プロダクションから独立。以降、フリーランスとして活動を続ける。ライブへ月4〜5回通うほど根っからのアイドル好きが講じて、2014年頃からはエンターテインメント分野を中心に、取材・執筆へ尽力する。雑誌、Web、書籍と媒体は問わず。ブックライターも担う。

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