30歳目前で上京し、アイドルとしては自身3社目の芸能事務所で活動を続けている。
タワマン暮らしでタクシー生活の野望も
環境の変化を受けて「仕事の幅が広がった」と実感。しかし、西日本からの上京によって「理想との壁」にもぶち当たっている。
「関西時代も『テレビ出演したい』と思っていたけど、ただの夢で『売れたい』と理想を語っていただけだったなって。夢見ていた世界が目の前まで来た上京後は、夢見ているだけではダメだと考えも変わりました」
そして、30歳での上京を当初は不安がっていた両親も八木沙季の活動を後押し。故郷の姫路から、娘の活躍を温かく見守っている。
「上京を伝えたとき、両親は『どうにかなっちゃいそうやわ……』と言ってました。お父さんは、職場に飾ってあった私のアクリルスタンドキーホールダーを見るのがつらくなってしまい、実家に持ち帰ってしまい込むほど心配して……(笑)。でも、上京後に両親そろって東京の自宅に遊びに来てくれて『キレイにしてるやんか』と言ってくれて、安心したのかなと思います」
青春時代をアイドルに捧げてきた反動もあり、30代は「プライベートも充実させたい」と吐露。
軸にあるのは「歌って踊るのが好き」な気持ちで、将来は「おばあちゃんになっても芸能活動がしたい」と意気込む。
目標は「上半期女性タレントの出演数ランキング」で上位へ入ること、日常では「コンシェルジュのいるタワマン暮らしで、タクシー生活」を夢とするのも潔い。
覚悟を持って、いつまでもアイドルとしてステージに立ち続けたい……。
「検証アイドル」八木沙季はなおも笑顔で、人生を進み続ける。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら