つぼみのメンバーとして4年間、吉本興業に所属。
当時のマネジャーに相談して、地元の姫路に誕生したローカルアイドルグループ・KRD8も兼任した。
ハロプロ楽曲を披露し「これや!」と直感
2014年春、20歳で再びの転機が訪れる。
「アイドル一本で頑張りたい」との思いで吉本興業を退社する前、つぼみ時代に参加したイベントが八木沙季の人生を動かした。
「ハロプロ好きのアイドルが集まる『Hello!Project TRIBUTE LIVE』で、スマイレージさんの『スキちゃん』を踊ったんです。『私がやりたいのはこれや!』と直感して。『理想のアイドルになりたい』と思って、つぼみの卒業を決めました」
その後、直感に身を任せるまま受けたアップフロント関西のオーディションに合格。20代の約9年間を捧げた、Lovelysの追加メンバーとして加入した。
当初は4人であったが、23歳であった2016年9月からは、今も「相方」と慕う宮崎梨緒との2人での活動がスタート。
「夢のような出来事ばかりで楽しかった」と振り返る活動には、苦労もあった。
「活動はほぼ、自己プロデュースでした。グッズ用の生写真撮影も自分たちでロケ地を探して、自腹で買った一眼レフを三脚に設置してタイマー撮影していたんです。ほかのグッズのデザインも自分たちで、ロット数が少なくても作ってくれる業者さんを探すところから(苦笑)。ライブの練習に集中したいけど、それ以外の作業が多すぎて本番3日前から、ギリギリでレッスンを詰め込むときもありました」
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