日本人は古来、経験的に「お酢の健康増進効果」を知り、上手に食文化に取り入れてきました。
たとえば、アサリやシジミ汁に少量の酢を加えると、貝殻のカルシウムやマグネシウムが溶け出してミネラルの吸収率が上がる、魚を煮るときに酢を加えると、骨まで食べられるなど。
お酢には酢酸の作用でカルシウムを溶かしたり、骨を柔らかくする作用があるのです。
また、お酢には唾液の分泌の促進や食欲を増進させる作用があるし、菌の繁殖を抑える力も強力です。
献立を考えるときは、ぜひ積極的に、健康効果を期待できる「お酢を使った一品」を加えていただきたいと思います。
私が開発した新作『安部ごはん2』でも「超幸せオーラ全開! サーモンの手まり寿司」など、お酢を使った料理をたくさん紹介しています。
お酢は野菜や魚介類と相性がよく、お酢を使った料理は自然とヘルシーな一品になります。
ぜひ献立に「おいしいお酢」を取り入れていただきたいと思います。
次回は「"外食・惣菜"に使われる"安いお酢"の裏側」について述べたいと思います。
*この記事の1回目:平気で「安い酢」を買う人が知らない超残念な真実
*この記事の2回目:日本人が知らない「激安のお酢」の超残念な真実
*この記事の4回目:日本人が知らない「"外食・惣菜"の安い酢」の裏側
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