では、どんなお酢を飲めばいいか。
結局は、酢も「嗜好品」なので、好みによって選んでいいと思います。
お酢は「サプリメント」ではない
最近では商品化された「飲むお酢」が流行っているそうです。
私も今回、スーパーやコンビニで見て購入してみましたが、「酸味料」「甘味料」の味がきつくて正直驚きました。「香料」も入っていました。
実際、私がいくつか試飲した市販の「飲むお酢」も使われているのは「安い醸造酢」で、飲んだとたんに「お酢のとげとげしさ」が伝わり、「甘味料」などの添加物の味も強く、「これで本当に健康飲料なのか」と疑問でした。
「食品添加物の怖い大問題」については、拙著『食品の裏側』で詳しく解説しましたが、はたして「お酢と一緒に添加物をとって、これで本当に健康になれるのか?」という思いをぬぐえませんでした。
お酢は「健康にいい調味料」ではあるけれど、「サプリメント」ではありません。
「お酢さえ飲んでいれば健康になれる」というわけではないのです。
「飲むお酢」を否定するわけではないけれど、苦手な人もいるだろうし、そういう人まで無理に飲むこともないと私自身は思います。
やはり、お酢はいいものを選び、野菜や魚と一緒にとることで、「お酢の本来の力」が発揮されるのではないでしょうか。
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