私のアドバイスを受けたAさんは、思い切って伝統的な製法(上面発酵)でつくられたお酢を取り寄せてみたのだそうです。
そのお酢で私のアドバイス通り「甘酢」をつくったのです。
「甘酢」は、お酢をひと煮立ちさせ、火を止めて砂糖を溶かし込むことで簡単につくれる、私が15年かけて開発した「安部ごはん」の「魔法の調味料」のひとつ。やさしい酸味で酢の物やドレッシングに万能に使えます。
この「甘酢」こそが、お酢の味をハッキリ際立たせる調味料なのです。
「本物のお酢」を使った結果…
「甘酢」を味見したAさんはビックリ。
「お酢のツンとくる角々しい感じがなくて、ものすごくまろやか!」だったそうです。なめてみてさらにビックリ。「思わず『おいしい!』と叫んじゃいました」とのことでした。
魔法の調味料の「甘酢」を使って酢のものをつくってみたら、なんと今まで絶対に口にしなかった子どもたちが「これなら食べられる」といって食べ始めたのだそうです。
大のお酢嫌いの夫も、子どもたちの手前もあってか、「まあイケるじゃないか」と言って口に運んでいたといいます。
「いいお酢が見つかってよかった。もっとお酢を料理に取り入れていきたい」とAさんはご満悦です。
お酢は食後血糖値の上昇を抑える、内臓脂肪を減少させる、高血圧を抑制する、便秘を改善する、疲労回復など健康にいい作用がいっぱいあります。毎日の食事に上手に取り入れていきたいものです。
新刊『安部ごはん2』でも「揚げないから超簡単! 厚揚げの南蛮漬け」「にんじん嫌いな子どもも食べる! キャロットラペ」などお酢を使った料理をたくさん紹介しています。
ぜひ参考にして「推す(お酢)料理」のレパートリーを増やしてみてください。
*この記事のつづき:日本人が知らない「激安のお酢」のヤバすぎる裏側
*この記事の3回目:平気で「飲むお酢」を買う人の超ヤバい深刻盲点
*この記事の4回目:日本人が知らない「"外食・惣菜"の安い酢」の裏側
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