「勉強しなさい」が不要な子が育つ"親の接し方" 子どもの自己教育力を高めるための6のポイント
「モンテッソーリ教育」といえば、日本では幼児のための教育法として知られているが、世界を見渡せば小学生のための教育法も存在している。書籍『学ぶのが好きになる! 小学生のためのモンテッソーリ教育』は、これまで日本ではほとんど紹介されてこなかったその内容について、0~12歳までのモンテッソーリ教師・あべようこさんがまとめたものだ。本書の内容を抜粋しながら、小学生の知的好奇心を刺激することで「学び好き」になってもらうためのヒントを紹介する。
※本稿は『学ぶのが好きになる! 小学生のためのモンテッソーリ教育』の一部を抜粋し、著者による追記・編集を行ったものです
モンテッソーリ小学校から、教育のヒントを学ぼう
子どもにもともと備わっているとされる「自己教育力」。これを伸ばすために、モンテッソーリ教育の小学校には、子どもが学びを好きになるためのヒントがたくさんつまっています。
ただ残念ながら、今の日本にはモンテッソーリ教育の小学校がなく、私が運営する「モンテッソーリ・ファーム」のような私設スクールや、モンテッソーリ教師資格者のいる教室などもとても少ないのが現状です。そうした日本の状況を変えるべく、現在、私はモンテッソーリ小学校をつくるための準備を進めていますが、モンテッソーリ小学校教師が少ないことなどの現状があり、開校にはまだまだ時間がかかりそうです。
けれど、モンテッソーリ小学校の特徴を知ることで、ママやパパがおうちでお子さんと接するときに役立つ、たくさんのヒントを得ることができます。ヒントを基に接することで、お子さんの「学び」に対する姿勢がきっと変わってきます。
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