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「勉強しなさい」が不要な子が育つ"親の接し方" 子どもの自己教育力を高めるための6のポイント

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お話を終えた先生は、後日、「あの物語の中に、『粒たちの法則』っていうのが出てきたよね。あれを実際に体験してみようか」などと子どもたちに告げてから、氷を使って水が固体・液体・気体へと変化する様子を確かめたりします。まずは、物語で子どもの興味を喚起してから、自然の物理法則を学べるように導くのです。

Point⑥ 知りたい内容を知るために、外へ出かける

子どもが興味を持ったことを外へ調べに行く活動を、モンテッソーリ教育では「ゴーイングアウト」と呼んで、とても大切にしています。

『小学生のためのモンテッソーリ教育』(河出書房新社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

積極的に外へ出て行って、社会と関わりながら学ぶことは、児童期の子どもにとって特に重要です。なぜなら、なんでも知りたい児童期に、「自分の知りたいことは、身近な大人以外の社会からでも学べるんだ!」という経験をしておくと、自分の興味をあきらめずに追求する気力や社会性が育ち、その子の行動の幅がグンと広がるからです。

ですから、クラスや家庭でお子さんが興味を持ったことがあって、「もっと知りたい!」となったら、ママやパパは積極的に外へ連れて行ってあげてください。大人にも知らないことがあるのはまったく悪いことではないので、「自分も知らないから、一緒に行ってみよう!」と協力者になればよいと思います。

お子さんが恐竜に興味があるのなら図書館や博物館へ連れて行ってもいいですし、古生物が好きなら化石採集に出かけるのもいいでしょう。動物が好きなら牧場へ、植物に興味があるなら植物園に一緒に出かけるのもいいと思います。地元の歴史に興味を持った子の場合は、地元の郷土史資料館を調べて、知りたいことを一緒に聞きに行ってみるのも面白いと思います。

最大のPointは、大人が世界に興味を持つこと

ここまで、子どもの自己教育力を高めるための6のポイントを挙げてきましたが、モンテッソーリの小学校教育のポイントを一言で表すのであれば、「テストのための勉強ではなく、面白いから、自分のために勉強する」と子どもが感じられる環境を、大人がいかにしてつくるか。その点に尽きると思います。

そのためには、大人が子どもの発達について知り、子どもと一緒になって世界にワクワクとした興味を持つことが、何より重要になります。結局のところ、子どもに学びを好きになってもうための近道は、大人が世界を愛しワクワクとした興味を持つことなのです。

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