婚活歴10年の男性が「運命の女性」に出会うまで 「初対面でパフェを奢らされた」と怒ったことも

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もともと家庭的でマメな性格。自分で料理をするし、ベランダで野菜やお花を育てています。デートの相手としては不慣れでイマイチだと思われていたかもしれませんが、結婚したらいい夫になれそうです。

実はそういった男性はたくさんいます。しかし、女性はそういう観点で男性を見ていない。それよりもパッと見てカッコいいか、会話がこなれているか、気前よく奢ってくれるか、年収が高いか、そういうところばかり見て選んでしまう。

諦めずに婚活を続けた俊夫さんは、無事に穏やかで優しい女性と成婚。「うれしい、幸せ」と号泣していました。彼女に「彼のどこがよかったんですか?」と聞いたら、「会うたびに『疲れていない?』『顔色悪いけど何かあった?』と気遣ってくれる。そんな男性、これまでいなかった」とのこと。見事な成長ぶりです。

どうしても「上の年収」を見てしまう

俊夫さんのように年収は高くなくても結婚はできます。はっきり言ってしまうと、自分と分相応の人同士であれば結婚できるのです。

しかし、結婚相談所に入会すると、男性も女性も多くの人が高望みしてしまう。自分の年収が300万円だとしても、相談所の検索システムを使うと600万円、800万円といった候補者がいくらでも出てきますから、「やっぱり800万円以上がいい」と夢をふくらませてしまうんです。

30代男性・新一さん(仮名)も俊夫さん同様、当社に来る前に何カ所か結婚相談所を回っていました。年収は300万円台。俊夫さんよりも、さらにコミュニケーション力に不安がありました。

「デートはどこに行けばいいですか? そのとき何と言えばいいですか?」とアドバイザーに1つひとつ確認しないと行動できない男性でした。

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