婚活歴10年の男性が「運命の女性」に出会うまで 「初対面でパフェを奢らされた」と怒ったことも

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20代半ばから入会していたので結婚願望は強いのですが、コミュニケーションの面で苦戦し、結婚にはなかなか至りませんでした。毎日、一人暮らしの部屋と職場の往復ですから、コミュニケーション力を培う機会もなく、当社が最後の砦だと思って入会してきました。

パッと見て婚活中とは思えないいでたちの俊夫さん。髪は整えていないし体臭も強い。私は「これまで10年近く婚活をしてきたといっても、自分が女性からどう見えているのか教わってこなかったのだから、ゼロに等しい。白紙からのスタートだ」と考えました。

体臭などを指摘するのは難しい

そこでごく基本的なことではありますが「朝晩ちゃんとお風呂に入って、お見合いやデートに行く時も、お風呂に入ってから少しコロンなどをつけて行きましょう」と伝えました。中にはそこで怒る人もいますが、俊夫さんは素直に聞いていました。

一般的なアドバイザーは、体臭やフケ、鼻毛といったことをなかなか指摘できません。しかし、そういったところから改善していかなければ、結婚は難しい。

私はいつも最初に「これだけ長く婚活を続けてきても結婚できないのは必ず理由があります。これからその理由を指摘します。気分を害するかもしれませんが、私は嫌われても構いません。聞いていただけますか」と確認します。

それで「聞く」という人に対しては、容赦なく「鼻毛が出ています。その髪ではお見合いできないので、すぐに美容院に行きましょう」などと伝えています。

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