進化した「エアドロ」をもっと便利に使いこなす技 格安SIMの小容量プランを使っている人は注意

✎ 1〜 ✎ 136 ✎ 137 ✎ 138 ✎ 最新
拡大
縮小
ショートカットアプリで「AirDrop受信を設定」をアクションに選び、「すべての人(10分間のみ)」が有効になるように設定する。これをホーム画面やウィジェットに配置すれば、ワンタップで設定を変更できる(筆者撮影)

ショートカットの作成方法は次のとおり。まず、アプリを開き、「すべてのショートカット」の画面で新規作成を意味する「+」をタップする。次の画面で、検索窓に「AirDrop」と入力。すると、AirDrop関連の項目が現れる。ここでは、「AirDrop受信を設定」を選択しよう。これで、「AirDrop受信を すべての人(10分間のみ) に設定」というアクションが作成される。「すべての人(10分間のみ)」という部分が「オフ」や「連絡先のみ」になっていた場合は、その文字をタップし、「すべての人(10分間のみ)」に切り替えればいい。

利用スタイルに合わせて最適な設定を

画面右上の「完了」をタップすると、AirDropの設定を「すべての人(10分間のみ)」に切り替えるショートカットが作成される。この状態でショートカットをロングタップして、共有メニューで「ホーム画面に追加」を選ぶと、AirDropの設定をワンタップで切り替えるショートカットアイコンがホーム画面に設置される。あとは、必要なとき、そのアイコンをタップするだけだ。また、ショートカットはウィジェットにも対応している。複数のショートカットを作成し、まとめてホーム画面に置いておきたいときには、こちらのほうが便利だ。

さらに、ショートカットはロック画面のウィジェットとして配置することも可能。より素早く操作したいときには、この方法を利用するといいだろう。このように、AirDropは機能が増えたぶん、設定の工夫も必要になっている。どのような使い方をするかによっても最適な設定は変わってくるが、利用スタイルを考えればおのずと答えは見えてくるはずだ。

この連載の一覧はこちら
石野 純也 ケータイジャーナリスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

いしの じゅんや / Junya Ishino

大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手掛けている。

この著者の記事一覧はこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT