公開間近「iPadOS 17」で使えるようになる新機能 PDFの整理、編集が可能になった「メモ」アプリ

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正式版の配信も間近に迫ったiPadOS 17のパブリックベータ版をチェックした。写真は新しいロック画面の編集をしているところ(筆者撮影)
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iPhoneやApple Watchの新モデルが、9月13日未明に発表される予定だ。例年通りであれば、この発表に伴って各製品の最新OSも配信される可能性が高い。iPadやiPad Air、iPad Proに搭載されるiPadOS 17も、そんな最新OSの1つだ。昨年登場したiOS 16と同様、ロック画面を全面的に刷新したり、一部アプリの進捗状況をロック画面に表示し続ける「ライブアクティビティ」に対応したりと、その進化の度合いはiOSよりも大きいほどだ。

直接操作できる「インタラクティブウィジェット」

ロック画面にはウィジェットを配置できるようになり、iPhone以上に大きなディスプレーを余すことなく生かせるようになる。また、iPadをパソコンライクに使うためのマルチウィンドウシステムである「ステージマネージャ」も進化。アプリのサイズ変更の自由度が増し、よりユーザーが使いやすいような配置が可能になる。直接操作できる「インタラクティブウィジェット」に対応するのも、iPadOS 17からだ。

ほかにも、iPadOS 17には仕事とプライベート両方に活用できそうな新機能は多い。iOS 17と共通の新機能だが、「メモ」アプリでPDFを扱えるようになるのも、その1つだ。ここでは、そんなiPadOS 17に採用される注目のトピックを配信中のパブリックベータ版に基づき先取りで解説していきたい。なお、本来パブリックベータ版の画面公開は規約で禁止されているが、本稿では取材に基づく許可を得ている。

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