東洋経済オンラインとは
ライフ #西武ライオンズは「育成」を成功させ、優勝を争うチームになれるのか

ライオンズ「"正しく走る"トレーニング」驚く全貌 陸上選手と野球選手「走り方の決定的違い」は?

9分で読める
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

前述したように、地面を強く蹴りすぎたり、接地時間が長くなりすぎたりすると、体に負担のかかる走り方になりやすい。つまり、故障のリスクも高くなる

ともに40歳を迎えて現役を続ける中村と栗山は、正しく走れているから長くプレーできているとも言えるわけだ。

スポーツ選手は「走る」という行為から、多くを学ぶことができる。だからこそ秋本氏は、るトレーニングを通じてさまざまなことを吸収してほしいと願っている。

ファーム降格中だった隅田知一郎投手(右)は秋本コーチ(左)に熱心に質問(筆者撮影)

飛躍のカギは、正しく「走る」こと

「体の使い方や、速く走るために力を一瞬でどう使えばいいのかなどは、バッティングやピッチング、ボールを蹴る動作にも生きてくることです。選手たちが走り方を学習し、自分の行っているスポーツの本職がすごくよくなったと思ってもらいたいですね。

自分ができないことをできるように変えていくうえで、『走る』ってすごくわかりやすいことです。

例えば、ライオンズの隅田知一郎投手は坂道ダッシュで『僕が前屈するのはクセですよね』と言っていたけど、『そうです。クセがあるということは、クセがつくまでそのフォームでやり続けたからじゃないですか。そう考えると、新しいやり方でやり続ければ、いくらでも良い方向に直せますよね』という話をしました。僕は本当にそう思っているので」

走るトレーニングを通じ、西武の選手たちは何を学んでいくのか

秋本氏が伝える真髄をモノにできれば、選手として大きく羽ばたいていける可能性がある。

*1回目の記事:「西武ライオンズ『若手の伸び悩み』解消する新挑戦」

*2回目の記事:「西武ライオンズ『獅考トレーニング』驚きの全貌」

*3回目の記事:「西武ライオンズ『若手の"やる気"に頼らない研修』の裏側」

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象