新NISAで腹落ちできる「絶対的に正しい運用方法」 複数の投資信託は不要、「たった1本」で十分だ

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こうした観点から、筆者は現状であれば、例えば通称「オルカン」こと「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)1本に、つみたて投資枠も成長投資枠も投資したらいいと考えている。

オルカンは、運用管理費用を年率0.05775%以下に引き下げた。100万円を1年間運用するに当たってのコストは、年間578円未満だ。そもそも、お金を増やそうとして運用するのだから、100万円を運用する手数料に例えば年間1万円も払うことを明らかにバカバカしいと思わないのか。

多くの書籍や雑誌の特集で、つみたて投資枠と成長投資枠で別の商品を勧めたり、投資家の好みに応じて複数の商品を勧めたりしているものを見かけるが、あれはどうしたことなのだろうか。

結論は「オルカンを買いたいだけ買って、じっと待つ」

「初心者向け」などとうたっているのに、複数の商品を勧めると読者は迷うだけなのがわからないのか。決して親切ではない。

自分の責任で、潔く結論を言えばいいではないか。著者はそもそも運用がわかっていないのか。あるいは、金融機関に忖度(そんたく)しているのか。

現段階での新NISAの運用に関する結論は、枠の別に関係なく、オルカンを買いたいだけ買って、じっと持つことにすればいい。それだけだ。

(本編はここで終了です。このあとは競馬好きの筆者が週末のレースを予想するコーナーです。あらかじめご了承ください)

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