「新NISAは何が変わる?」超初心者にキホンを解説 従来制度とどう違う?便利になったポイント
来年2024年の年頭から、従来の投資非課税制度・NISAが大きく生まれ変わります。これまでよりもグッとお得で、使いやすくなったとして、各メディアでも大きく取り上げられている新しいNISA。そもそもどんな制度なのか、また、どこがどう変わったのか、個人投資家としてSNSで7.3万人のフォロワーを抱える桶井道(おけいどん)氏が上梓した新刊、『お得な使い方を全然わかっていない投資初心者ですが、NISAって結局どうすればいいのか教えてください!』から、一部抜粋してご紹介します。
NISAは以前から何度も変わってきた
ご存じの方も多いと思いますが、NISAはかなり前から存在しています。最初に設置されたのは2014年1月(「一般NISA」開始)で、それ以降、2016年に「ジュニアNISA」の新設と「一般NISA」非課税投資枠の増額、2018年に「つみたてNISA」の新設と、少しずつ制度が拡充されてきました。
そして、直近の変更となる2024年1月からの制度改定では、これまでの制度改定とは一線を画した大幅な拡充が行われました。あまりのパワーアップぶりに、ネットや動画界隈では「神改正」などと呼ばれることもあるほど大きな変更です。
ここでは新しいNISAのどこがお得なのかを詳しく解説していきますが、それとともに、従来のNISAとの違いについても簡単に紹介していきましょう。
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