2024年1月から始まる。
鳴動する政治。終息しない戦乱。乱高下する市況。その先にあるのは活況か、暗転か――。
『週刊東洋経済』12月23-30日 新春合併特大号の特集は「2024年大予測」。世界と日本の行方を総展望する。
NISAとは、2014年に始まった、一定の投資金額まで売却益・分配金にかかる税(20.315%)が無税になる投資家向け制度のこと。
制度開始から10年を経て、24年1月から始まる新NISAは、従来の一般NISAと、つみたてNISA、ジュニアNISAが一本化される。「新しい資本主義」政策の目玉として、岸田文雄政権がぶち上げたリニューアルだ。
恩恵面も大幅に強化される。第1の特長としては、非課税枠の拡大がある。
現行NISAは一般NISAとつみたてNISAのタイプに分かれるが、一般NISAは年120万円(累計600万円)まで、つみたてNISAは年40万円(累計800万円)までの非課税枠だった。しかも併用はできず、どちらか1タイプだけしか利用できない。一方、新NISAでは年360万円、累計1800万円までの投資金額が非課税対象となる。
配当もずっと非課税
第2に、非課税期間の無期限化だ。
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