まずは「増益銘柄」をチェック。
相場格言では、辰(たつ)年の2024年は「辰巳(たつみ)天井」となっている。翌25年と併せて、相場のピークアウトのタイミングとなることが多い、との示唆だ。
ちなみに十二支では「辰巳天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さる とり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」といった具合に続いていく。
「辰巳天井」の格言が当たるかどうかだが、日経平均株価の平均騰落率を十二支別に比べてみると、辰年は戦後の6回平均でプラス28%と、十二支でもトップとなっている。縁起はよいが、とはいえやはり個別銘柄の吟味と選別眼は欠かせないだろう。
12月18日に発売された『会社四季報』2024年1集新春号は、2〜3月期企業の第2四半期(上期)決算を網羅。下期見通しとともに、来期に関しても全上場銘柄の業績・配当について独自予想を行っている。
今期の予想営業利益は、金融を除く全産業ベースで17.6%の大幅増益見通しで、前号(23年4集秋号)よりも上振れしている。来期についても同8.4%増益で、高水準を維持する見通しを示している。
「日本代表」企業が増益に
そこで来期予想を軸に株式ランキングを作成してみた。新NISA元年の「24年相場」を先取りするお宝銘柄が発掘できるはずだ。
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