「待ち時間が長い」薬不足がもたらす薬局での支障 薬剤師が解説「今こそ薬に頼らない感染対策を」

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2 適度な湿度を保つ

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。室内が乾燥しているときには加湿器などを用いて、湿度を50~60%に保ちましょう。

3 体調管理

なんといっても普段の体調管理が大切です。疲れ気味のときにはなるべくゆっくり休養し、バランスの良い食事を摂るように。

薬不足に振り回されないために

現在、さまざまな感染症が流行しています。薬不足に振り回されてぐったりするのを避けるため、改めて感染予防の方法を見直し、正しい予防を実践して、医療機関への受診を極力減らせるように心がけましょう。

インフルエンザの感染を防ぐポイント」(政府広報オンライン)より

参考:
・管理薬剤師アンケート報告書(一般社団法人 日本保険薬局協会医薬品流通・OTC検討委員会 薬局機能創造委員会)
・医薬品の安定供給問題を踏まえた 診療報酬上の対応について(厚生労働省)
・事務連絡「鎮咳薬(咳止め)・去痰薬の在庫逼迫に伴う協力依頼(令和5年9月29日)」(厚生労働省)
・高瀬友貴ら、院外処方せんの疑義照会に薬剤師が回答する院内プロトコールの導入とその効果、医療薬学45(2) 82―87(2019)

・インフルエンザの感染を防ぐポイント「手洗い」「マスク着用」「咳(せき)エチケット」(政府広報オンライン)

高垣 育 薬剤師ライター、国際中医専門員

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たかがき いく / Iku Takagaki

2001年薬剤師免許を取得。2017年国際中医専門員の認定を受ける。調剤薬局、医療専門広告代理店等の勤務を経て2012年にフリーランスライターとして独立。毎週100人ほどの患者さんと対話する薬剤師とライターのパラレルキャリアを続けている。愛犬のゴールデンレトリバーの介護体験をもとに書いた実用書「犬の介護に役立つ本」(山と渓谷社)の出版を契機に「人」だけではなく「動物」の医療、介護、健康に関わる取材・ライティングも行っている。

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