「SATSUKI」のモーニングビュッフェは、最強と自負しているだけあり、口に入るすべての食材が、どれもとびきりおいしい素材を厳選してあります。サラダやフルーツのそばには加湿器がセットされ、おいしい状態で食べられるよう、配慮も怠りません。
すべてにおいて隙なし手抜きなし
「ピエール・エルメ・パリ」のヴィエノワズリー、クロワッサン サティーヌは中にフルーツのコンポート(りんごかと思いましたが断定できず)と細かく砕いたチーズケーキが入っている、なんともリッチな菓子パンでした。
サクサクしたクロワッサンと、シャリっとした甘酸っぱいグレーズドコーティング、さらにコンポートからはフルーティーな香りがプラスされ、チーズケーキの旨味まで加わって、「食感の組み合わせの妙とはこのことか!」という、驚きと発見のある味でした。朝からこんなに凝った菓子パンを食べたのは初めてです。
卵料理はトリュフスクランブルエッグをセレクト。トリュフオイルの高級感溢れる強い香りと、濃厚な卵の味わいのコントラスト、しっとりサラサラと絹のような舌触りは、なんともおしゃれな味わいです。小さなガラスのココットに入った愛らしい見た目も相まって、気分のあがる一品でした。
デザートブースには、メロンや、ブドウ、柿に洋梨など高級フルーツが並びます。どれも糖度も高く味も抜群でしたが、特にメロンは、大きくカットされた果肉からは果汁が滴り落ち、フルーツパーラーで食べるようなジューシーさです。ほかにも、口にしたものすべてがおいしく、すべてにこだわりとストーリーを感じさせる、手抜き知らずのモーニングビュッフェでした。
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