ホテルニューオータニ「7475円朝食」が最強すぎた 「最強の朝食」の名に偽りなし!でも一番の衝撃は…

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メノウのような鮮やかな朱色が美しいいくら醤油漬け。昔ながらの製法で調理されています(筆者撮影)

こだわりコシヒカリにオンザいくら

ありがたかったのがごはんブースです。今まではモーニングビュッフェを利用した際に、台の上にお米がこぼれて見た目が微妙な状態に出くわしたり、しゃもじにお米がこびりついていたりしていて、モヤっとした気分になった方も多いのではないでしょうか。

「新・最強の朝食」では、それがありません。専属のプロがふんわりとお茶碗にごはんをよそってくれるのです。ごはんブースはピカピカで、米一粒すら落ちていませんでした。

白ごはんオンザいくら。白米の甘みがいくらの旨味をひきたてます(筆者撮影)

いくらは小粒で調味液は少なめで、実食部分が多めの贅沢バージョンです。ごはんに載せるとねっとりした粘り気があり、食べるとプチプチと旨味がはじけてから、舌の上でとろけます。臭みもなく塩味は控えめで、酒が強すぎたり醤油が辛すぎたりしません。いくらに伴走するような過不足ない味付けで、素材のもつおいしさが引き立ちます。

新潟県産有機栽培米コシヒカリを、観音温泉水で炊いたという、白米にいくら1対1ぐらいの、贅沢な比率で食べました。食べる前は「塩辛いかな?」と心配でしたが、スーパーで買う瓶詰めのいくらよりも塩気が少ないので、全然いけます。弾力と甘みのある粒立ちの良いコシヒカリとのバランスはもはや最強でした。

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