次に袖ボタンの数を確認してみてください。4つボタンでボタンが少しずつ重なっているものはビジネススーツでよく見かけるもの。一方カジュアルの場合、あえてボタンの数を3つや1つにしているデザインも見かけます。
また2万円程度のジャケットのなかでも、秋冬なのに裏地が省かれているタイプも見かけるはず。カジュアル寄りのジャケットでよく見かけるデザインです。低価格帯であってもドレス感が高いものは、総裏と呼ばれるタイプを選べば間違いないでしょう。
以上3つのチェックポイントとAMFステッチの有無を確認することで、試着せずとも、そのジャケットの方向が「カジュアルもしくはビジネス寄り」という絞り込みが可能になります。
「安見え」しないコーディネート配色
ここまで紹介してきたチェックポイントを駆使することで、安っぽく見えないコーディネートに近づけるはず。ジャケットのドレス感を見極めることで、ワイシャツなのか、クルーネックTやニットなのか、コーディネートしていくということ。
さいごにお伝えしたいポイントは、低価格のジャケットを好印象にする配色。ビジネスシーンの定番ジャケパン配色といえば、紺ジャケットにグレースラックスが主流です。このとき濃いグレーの色合いを選ぶことで、全身の印象が引き締まります。
つまり全身の印象が引き締まっていれば、安っぽい印象にはならないもの。秘訣は「コーディネートの質を高める」こと。そのために型紙やドレス感の知識はなくとも、目視できるデザインの違いを理解することで、買い物がだいぶラクになるのです。
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