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松浦弥太郎が「必要以上の経済活動をしない」理由 「ドクター・ユアセルフ」できる自分になる

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「はじめは大変だけど、やってみるといいこと尽くし」で、「なくてはならない存在になる」、そして「自分の基盤になってくれる」。

いろいろな点で、マラソンとエッセイはよく似ています。

「ドクター・ユアセルフ」できる自分になる。─これが、「エッセイストとしての生き方」のひとつのゴールと言えるかもしれません。

人生の岐路で、正しく判断できる

「ドクター・ユアセルフ」ができるようになると、人生の分岐点でも冷静に歩を進められるようになります。

じつは2022年は、僕にとって大きな決断をした年でした。

2015年に『暮しの手帖』の編集長を退いてから、松浦弥太郎の名前で一生懸命にはたらいてきました。だれかのお役に立ちたいという気持ちからでしたが、正直なところ「もっとがんばらなければ」という気持ちもゼロではなかったのです。

そしてあるときふと、「このままいくと、なにもかもが経済活動になっていく」と気づきます。でも、そのとき湧いてきたのは、うれしさや誇らしさではなく「ほんとうにいいのか?」という気持ちでした。

そこで、いったい自分はどう生きていきたいのか、深く考えました。あらためて自分と向き合い、問うた。その結果、「人生において必要以上の経済活動をしない」と決め、その道をぱっと手放すことにしたのです。

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