角川辞め「香川」で予約制の古書店開いた彼の境地 予約があれば店を開けるスタイルを貫く理由
現代美術を楽しめる島として人気の直島を擁し、瀬戸内国際芸術祭の開催でも知られる香川県は、近年カルチャーを感じられる旅先として人気が高い。
その中心地である高松に、国内外で話題を集める予約制の古書店がある。その名は「なタ書」。予約している間は貸し切り状態で本を選ぶことができ、客が希望すれば高松の街案内や人生相談も引き受ける。人気古書店の客層は老若男女問わず、有名人もお忍びで訪れるという。
一期一会の出合い
品揃えは芸術、思想、哲学から実用書、児童書まで幅広く、掘り出しものが見つかる。店主独自のルートから仕入れたジン(同人誌)も豊富で、一期一会の出合いが期待できる。
古いトタン小屋をDIYでリノベーションした内装も独特で、近年は映画のロケ地としても人気だ。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら