というわけで、カフェで働くことのステータスは高い。中でも人気の職業が、バリスタだ。エスプレッソをはじめとする、さまざまなコーヒーを淹れるスキルを持つ職業。ラテやカプチーノを作ったり、ラテアートも手がける。
「正直、賭けでしたが、チャレンジすることにした」
古河さんは、日本で飲食業関連の専門学校を卒業後、飲食店で働いていた。
「サービスには自信がありました。でも、外国人への接客で英語になった瞬間、納得のいくサービスができているかという思いがだんだん募っていったんです」
その後、アメリカ発祥で、カフェも展開する食のセレクトショップに転職。ここで、バリスタとしても働いていた。
「ワーホリを選んだのは、英語で接客ができるようになりたかったこと、バリスタとして働きながら海外で生活してみたかったことでした」
その決断をし、申し込みをしたのが、2020年。ところが、コロナ禍が拡大する中で、オーストラリア行きはストップしてしまう。別のコーヒー関連の仕事に就いた。
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