社用車も対象「アルコールチェック義務化」注意点 具体的な方法や、企業に求められるポイント

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アルコールチェック 義務化
白ナンバーの社用車も対象に(写真: yamahide/ PIXTA)
白ナンバー車を含む業務使用の自動車におけるアルコール検知器を使用したアルコールチェックが、今年12月より義務化されることとなりました。アルコールチェックの義務は、安全運転管理者等を選任しなければならない事業所すべてに課され、自動車を送迎、移動の手段として利用しているだけでも該当する場合があります。
改正法令の内容と求められる対応に加えて、罰則規定、アルコールチェックの具体的な方法や検知器の特性による誤検知など、『企業実務9月号』から一部抜粋・再構成し、実務上のポイントを確認します。

白ナンバー社用車のアルコールチェック義務化

2021年6月に千葉県八街市で、下校中の小学生の列に飲酒運転のトラックが衝突し、児童5名が死傷するという痛ましい交通事故が起きました。

このトラックは、事業用の緑ナンバーではなく、自家用の白ナンバーであったため、運転者のアルコールチェックが実施されていませんでした。

この事故を受けて、道路交通法施行規則が改正され、業務用車両の飲酒運転を防ぐための対策が強化されました。これにより、2022年度から安全運転管理者業務が拡充され、白ナンバーを含む社用車の運転者へのアルコールチェックが義務化されています。

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