どうやら岸田「増税メガネ」政権は瓦解しそうだ 今回の所得減税案はいったいどこがダメなのか

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29日に東京競馬場で行われる秋の天皇賞(第11レース、距離2000メートル、G1)は、意外に小頭数のレース(11頭立て)になった。本命が強すぎて、多くのオープン馬の陣営が恐れをなしたのか。

秋の天皇賞はパーフェクトの可能性がある「5単位買い」で

少頭数だが、有力馬に差し馬がそろって波乱の可能性があるレースだと見た。ダノンベルーガ(4枠4番)を本命に、中穴馬券を狙うことにした。

もともと世代のトップクラス近辺の実力のある馬なのだが、まだ大きな実績がない。前走の札幌記念(G2)はひどいレースだった。

スタート後に直線で挟まれて大きな不利を受け、ゴール前直線では稍(やや)重で外が伸びる馬場で、内にコースを取って4着に沈んだ。ゴール前は強く追ってはいない。実に不出来な騎乗だったが、馬にはちょうどいいひと叩きになったのではないか。

筆者は、ジャックドールを捕まえに行ったドウデュース(3枠3番)をイクイノックス(6枠7番)が競り落として、さらにゴール直前でダノンベルーガがイクイノックスに襲いかかる展開を想定する。馬券は以下のように買う。

トータルで5単位買うとして、ダノンベルーガの単勝が1単位、ダノンベルーガとイクイノックスの馬連が1単位、ダノンベルーガからイクイノックスの馬単が1単位、ダノンベルーガとジャックドール(8枠10番)のワイドが1単位、ダノンベルーガ、イクイノックス、ジャックドールの3連複が1単位だ。5点すべてが同時に当たる可能性があるところがセールスポイントだ。

(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

山崎 元 経済評論家

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やまざき はじめ / Hajime Yamazaki

1958年札幌市生まれ。東京大学経済学部卒業。経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、株式会社マイベンチマーク代表(投資と投資教育のコンサルティング会社)と複数の肩書を持つ。三菱商事、野村投資信託、住友信託銀行、メリルリンチ証券など計12回の転職経験を生かし、お金の運用、経済一般、転職と自己啓発などの分野で活動中。著書に『超簡単 お金の運用術』(朝日新聞出版)『「投資バカ」につける薬』(講談社)『お金がふえるシンプルな考え方』(ダイヤモンド社)など著書多数。馬券戦略は馬連が基本。【2024年1月5日編集部追記】2024年1月1日、山崎元さんは逝去されました。心から哀悼の意を捧げ、ご冥福をお祈りします。

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