会社員でも「プロ意識」ある人、全然ない人の大差 【つんく♂✕けんすう対談】1回目(全5回)

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 最新
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

けんすう「プロ意識」の重要性って、これからものすごく盛り上がっていきそうな気がします。

仕事を複数持つ人ほど、パフォーマンスが上がる

けんすう:僕の周りですごく多いのが、副業をしている人。僕は会社をやっていますが、うちの役員たちも複数の会社に属して仕事をしています。

彼らは1つの会社でしか働いていない人よりも、コミットしているし、パフォーマンスも出している。これって、プロ意識の違いなのかなと思うわけです。

複数の会社で働いていると、ある会社で使えなくなったらクビを切られるかもしれないというプレッシャーもある。「1つの会社にいれば安泰」じゃなくなるから、意識が変わります

つんく♂:副業が増えたのは、コロナの影響もあるのかもしれませんね。

けんすう:はい。オンラインミーティングやリモートワークが進んで、副業しやすくなっていると思います。

つんく♂:でも、自分のスキルに自信がなくて、なかなか副業や独立に踏み切れない人は多いですよね。

けんすう:でも、繰り返しますが会社員は会社から毎月何十万円も払ってもらっているプロなので、スキルがないというのは、そもそもおかしい話なんです。

会社から給料もらっている時点でスキルのあるプロなのに、なぜかみんな「自分はスキルがない」と思ってしまう。そこにギャップがあるような気がします。

つんく♂:その思い込みで、副業や独立にも、二の足を踏んじゃうんでしょうね。

けんすう:だからこそ、先ほどつんく♂さんがおっしゃった、会社員も「自分を商店」だと意識することって、ものすごく大事だと思います。

次ページ「忙しい人」に仕事が集まる理由
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事