1つ注意したいのは、冒頭でお話した「欲」とは「お金に対する欲」ではなく「お金を稼ぐことに対する欲」だと言うことです。
言わずもがな、まったく違いますよね。
「お金そのもの」に欲があっても、生産することはできません。
よくある「楽して稼ぐ」的なインチキ広告に釣られてしまいます。大きく間違えば、詐欺のような犯罪に関わってしまうかもしれません。「お金そのもの」にだけ欲を持っても、まったく意味がありません。非生産的なばかりか、リスクをはらんでいます。
稼ぐ力は身を守ってくれる
「稼ぐ力」を持つと、自分の身を守ることにもつながります。
仕事を選ぶときも「将来性が無い仕事やリスクの高い仕事」を避けることができます。リスクが高くても、リスクの高さを構造的に理解したうえで立ち向かうのと、そうでないのには大きな差がありますよね。
お金を増やそうとするときも、「稼ぐ構造」に興味をもってするのが「投資」ですが、「お金そのもの」だけに興味をもってするのが「投機」です。「お金を稼ぐ構造」がわかっていれば、ありえないウマい話や詐欺まがいの話にうっかり乗ることもないでしょう。
「お金を稼ぐ」ということに欲を持って向き合い、お金が生み出される仕組みを知って自分事にすること。結果として世の中のあらゆる仕事に対する解像度を上げて、ゆくゆくは世の中のために働く力をつけていくこと。それが「稼ぐ力」というスキルです。
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